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停電時に便利、車用電気製品 【目次】

車用の電気製品の大半は、12V電源で動く様に作られています。

車で使える電気製品と12Vのバッテリーがあれば、長時間の停電時に役立ちます。

以下は停電時や非常時に備えて私が用意してあるものです。

備えの参考になれば幸いです。

  1. USB電源(車用)
  2. USB電源ケーブルで使える機器
  3. 車用電源アダプターと各種コネクター(マルチチャージ)
  4. 停電時・非常時用に使える、自動車と同じ電源を準備する!
  5. アウトドアでも使える、ノートパソコンの電源
  6. バッテリーで、家電製品を使う方法
  7. 停電とコンピューターの電源対策
  8. 計画停電とコンピューターの電源対策
  9. ガス給湯器の停電対策
  10. 部屋の照明
  11. 使った電池の充電

停電時に、家電製品を使いたい場合

もうひとつ、「12V電池」をテーマに書いてまいります。

ディープサイクルバッテリー

左は、2つ前の 「停電時・非常時用に使える、自動車と同じ電源を準備する!」 で取り上げたバッテリーです。

これと同様の「ディープサイクルバッテリー」を用意します。

これと「DC−ACインバーター」という物があれば、家電製品を利用する事が可能です。

但し、バッテリーやインバーターの容量から、余程大型な物を用意しない限り、小電力の家電製品しか使えないものと考えて下さい。

市販されている停電対策商品で本体1つで100V電源が取り出せるものは、ここで取り上げる電池とDC−ACインバーターと充電器の3つが1パックになった物とほぼ同等です。

誰でも簡単に使える様になっているだけに、ビックリする程高値で売られていますが..。

DC−ACインバーターには、出力波形が3種類あります。

安価でコストパフォーマンスに優れているタイプの殆どは、矩形波・疑似正弦波タイプで、機器によっては故障します(実際に給湯器の電源を壊した経験有り(^ ^; )。

結論から言うと、正弦波サイン波)タイプの物を選ぶ事を強くお勧めします。

予算の関係で仕方なく矩形波・疑似正弦波出力タイプの物を選択する場合は、注意が必要です。



安価なタイプのDC−ACインバータ (特徴 : 矩形波・疑似正弦波)

以下は2002年にカーショップで購入した物で、当時は品数が少なく今より高価でした。

日本製(FD−150(疑似正弦波) : 株式会社セルオート)

DC−ACインバーター DC−ACインバーター

定格120W迄の電気製品が使えるという物です。

それでは、疑似正弦波がどの様な波形か、オシロスコープで確認してみましょう!

オシロスコープの見方↓↓↓

画面中央水平線が0V。そこを境に、上は+方向、下は−方向。

※0Vを境に、電流が交互に入れ替わる、この様な電源を交流電源と言います。

DC−ACインバーター出力波形(疑似正弦波)

疑似正弦波」の画像です

家庭のコンセント(商用電源)の出力波形とは全く異なり、波形が角張っています。

0Vから急に立ち上がり、150V付近で一定時間定電圧に、その後急に0Vに戻り一定時間を空けた後に、−150Vで一定時間定電圧になり、再び0Vに戻る、を繰り返す。

この様な疑似正弦波タイプの物は、トランスを使った物や力率改善回路(PFC : Power Factor Corrected)が入っている物など、使用すると壊れやすかったり即壊れてしまう機器があります。

電力会社供給の波形

家庭やオフィスで使っている電源はどの様な形をしているか、実際に見てみましょう!

商用電源出力波形

我が家のコンセントの電源波形です。

若干上下の頭が潰れていますが、ほぼ正弦波です。

場所や時間帯、柱上トランス配下で使われている機器など様々な要因によって波形が乱れるので、この形と全く同じとは限りませんが、概ねこの様な波形です。

この様な波形の電源であれば、電気製品は壊れないのです!!

では...

高価なタイプのDC−ACインバータ (特徴 : 正弦波(サイン波))

正弦波サイン波DC−ACインバーターです。

余程特殊な機器で無い限り、使用出来る機器の制限は特に無く、強いて言えば消費電力のみです。

正弦波(サイン波)タイプのDC−ACインバーターの一例ですが、をご紹介します。

DC−ACインバーター(未来舎 FI−S353A) DC−ACインバーター(未来舎 FI−S353A)

上の写真は、未来舎FI−S353A−12VDC (連続350Wまで使用可)

FI−S353Aには電源電圧違いで、12V、24V、48V の3種類ありますが、上記の物は12Vタイプ。

商品をお探しの方は、こちらへ[ 楽天市場 : FI−S353A 未来舎

ちなみに私が購入したのは、ソーラーショップ 日本イーテック

では、FI−S353Aの出力波形を見てみましょう!

インバーター出力波形(正弦波)

説明に偽り無く、極めて綺麗なサイン波です。

よ〜く見ると、ゼロクロスノイズ?っぽいものはありますが、オーディオマニアが使う場合を除き、問題ないと思われます。

上の商用電源写真と比べても綺麗なのは一目瞭然です。

大きな出力電流に対応しているインバーターを使う場合は、最大出力電流に見合った許容電流の電源コードが必要になります。

FI−S353Aの場合は、連続出力が350Wですが、瞬間最大出力は700W。

それに見合うケーブルとして、
FI−S353A−12VDCに付属のケーブルは、8sq(断面積8mu)という太いより線が3m付いています。

ちなみに、家庭用100V15Aのより線コードは、2sq(断面積2mu)ですので、比較してもかなり太い事がお分かり頂けるかと思います。

電源の電池電圧が低い程、大電流の供給が必要になります。

許容電流ギリギリの太さのケーブルを使うと発熱し、電気抵抗も大きくなるために電圧降下が起こってしまい、インバーターが本来の性能を発揮出来なくなります。

バッテリーからも大電流を取り出す事になるので、1000Wを超えるインバーターを使う場合は、やむを得ない場合を除いて、24〜48Vタイプをお勧めします。


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最後に余談ですが...。

このインバーターと電池を組み合わせ、停電した時に瞬時にバッテリーからの電源に切り替えて、停電から接続機器を守る(主にパソコン)用途で売られている装置が、無停電電源装置(UPS)です。

製品にもよりますが、常時商用電源タイプの場合の切替速度は、およそ100分の1秒以下です。

UPSも、ここで波形について記載した通り、製品により3種類ありますが、正弦波(サイン波)タイプをお勧めします。

UPSについては、以下の電池交換の記事で取り上げました。



ソーラーショップ
日本イーテック


12V 125W

12V 250W

12V 260W

12V 350W

12V 600W

12V 700W

12V 1000W

以下、極太電源ケーブルが必要になるので、電源電圧24〜48Vの物をご紹介します


48V 1500W

12〜24V 2000W

48V 3000W